赤煉瓦の蔵(瀬木)

大正10年頃建築された。今も生活用具の保管に使われている。この蔵のある中井和助氏邸は、鯉江方寿家の初代尚方が、寛政の初頭、分家した時、居を構えた所である。これが、後に中井家の手に移り、同家がこの蔵を三河製の煉瓦を使って建てたものである。


旧弘法宿(瀬木)

昭和の初期に建てられた木造二階建ての建物。昔新四国の弘法宿として10年位使われていた。現在は石井氏の住宅として使われている。2階にも調理場がある。
当時、この家の前には、65番の札所、相持院があり、この宿のお婆さんが、呼び込みをやり、客引きをしていた。今でも二階の部屋の柱に、弘法さんのマークいり納札が残っている。それは大垣の人で同行二人とある。家の前の右角に遍路道66番への石標がある。


村田良彦氏邸 (瀬木)

建築後100年位経っている木造の建物。現在も住宅として使用されている。