●文字 壽山塚 大野城主佐治駿河守宗貞、大力にして其威一郡を圧す。 渥美の戸田氏と争ひ、東三の牧野氏と結び、戦国時代初期の勇将也。其孫信方は信長の妹を、其の子与九郎は淀君の妹を娶りし程の勢家也。天文元年卒。 法名斉年寿山、先の領主一色氏に縁あるを以て此寺に葬り、壽山塚と称す。 昭和三十四年七月十三日 壽山佐治宗貞公 遺跡保存会