芭蕉の句碑

◆所在地 常滑市大野町市見堂境内
◆大きさ 高さ38p 幅39p(円形)
◆建立年月日 不詳

●文字
青柳の泥にしたるゝ汐干哉 はせを

●由来
松尾芭蕉、元禄七年(一六九四)の作といわれる。
この碑は、大野の俳人三代目大黒屋利兵衛(俳号巨扇)が、芭蕉の真筆を写したものといわれている。



月茶、水琴の句碑

◆所在地 常滑市大野町市見堂境内
◆大きさ 高さ114p 幅91p
◆建立年月日 明治三十一年

●文字
碑にさく俤や苔の花  小川月茶
雨の月うつすら見えて時烏  岩橋水琴

●由来
この句は、明治三十一年に建立された新四国開祖の碑に刻まれている。
月茶は四国松山の人で、市見堂の堂守をしていた俳人である。水琴は月茶の弟子で、半田市成岩板山の出身である。