●文字 人の一生は重荷を負て遠き道をゆくか如しいそくへからす不自由を常とおもへは不足なし心に望おこらは困窮したる時を思ひ出たすへし堪忍は無事長久の基いかりは敵とおもへ勝事はかりしりてまくることをしらされは害其身にいたるおのれを責て人をせむるな及はさるは過きたるよりまされり 徳川家康公之家訓 昭和八歳癸酉春 梅荘書 印
●由来 昭和八年大野在住の池田勝次郎が寄進建立したものである。 書家は「梅荘」と読めるが明確でない。