郷土を守る興亜観音

[樽水の本宮山頂 興亜観音像 昭和14年頃]

昭和14年3月ころ、当時名古屋三師団長も退役されていた松井石根大将は、日本国戦死者と、中華民国戦死者慰霊の為、柴山清風師に観音像を依頼されました。
南京と大場鎮激戦地の土を10樽送り屈けられ、それを以て造られた観音像は、瀬木丸十杉江製陶所瀬木工場にて焼成され、昭和15年2月24日に伊豆山に建立されました。(現在も熱海の名所になっております。)
その時同じ様につくられた観音像が、本宮山頂にも建てられましたが、戦時中、不心得な者によって壊されてしまいました。


航空灯台

航空灯台の高さは50尺、経費は1万数千円といわれました。