家族記念写真 [大正初期]

この頃女性は手を出して写真を撮ると精気(生気)を吸われると言われ、袖で手をかくしているという話を聞いている。


結婚式 [昭和12年]

昭和16年12月8日以後の結婚式は縞の着物に黒紋付の羽織となり、燈火管制下の暗い道をお仲人さんに従いて歩いて行ったものでした。その後はモンペになってしまったようです。


華道展の娘さんたち [昭和10年]

戦争が近づくにつれ、娘さんたちの羽織の着丈も短く袖もげんろくになり、昭和16年頃には遂に、モンペになってしまいました。この写真は昔の良き時代を思い出させてくれます。