伊奈製陶株式会社 [昭和18年頃]

常滑市鯉江新開300番地、伊奈製陶株式会杜(現在、蟹NAX)工場内の電纜管置場で発送関係の人々です。


窯焚職人の活曜 [昭和30年代]

昔の仕事着はシャツに股引が主流でしたが、写真の人はズポンです。しかしバンドではなく紐です。何故なら腹が減るとズポンが下がり、腹に力が入らなくなるので、わざと紐にして空腹の度合によって、調節できたからです。
窯入れ、窯出しと暑い盛りにはお茶の替りに薄い重湯を出したと言った姑の時代、買って来た牛乳を出した時代。時世は移って行きます。電気やガスの窯やきの手間いらずの今、煙もない窯焚き今昔の感。


時間待ちの一服 [昭和30年代]

石炭窯は時間の勝負。火色を確かめて、石炭を入れる。
徹夜で働くので、1昼夜が1人半の日当でした。1月を35日分働いた、窯焚職人です。