緑泡微かに奏でる一椀のお茶 [昭和14年頃]

陶山氏は日本酒は愛用しましたが、お茶も又好んで喫しました。朝な夕な自作の茶わんで先1服。板山に仕 事場をかまえてからの写真です。


精魂の印刀塚 [昭和15年頃]

陶工には使って短かくなった印刀は武士の日本刀に匹敵するもの。
短かくなったからと言って粗末には出来ない気持ちが痛い程解ります。
印刀塚、なんとよい事を思いついて実行してくれたのでしょう。


不老庵主山田陶山隠士 [昭和11年]

陶山氏は日清日露を共に戦った戦友を心の中では思っていたそうです。乃木将軍は大好きな人でした。家では若い弟子を養成して、外では消防小頭組頭と当時は言ったようです。