内宮社 [大野町]

天照皇大神を祭るここは、大野砂子に在り、垂仁天皇(11代)に始まると言われます。
天照皇大神がこの地に遷幸して3ヶ月後、伊勢の国に遷し奉ったとあり、内宮天皇大神宮と称し、境内 は37,O00余坪もありましたが、長い歴史とともに漸次海辺が浸食され欠落して今に至りました。
壮麗であった社も衰退の途を辿り、漸くに天正の頃佐治氏が修造。佐治氏が滅亡後は打ち続く兵乱に傷 み、改造はしても旧に復するには至りませんでした。
天保5年宣下によって今の社名(内宮御祭宮社〕に改められました。
伊勢大廟の旧地なので元伊勢と呼び、信仰厚い近在の人々が元伊勢詣りと言って崇敬しました。
明治初年頃まで夏祭に境内にて浄瑠璃を歌い、あやつり人形を踊らせたが、その人形のかしらは現存し、 市の民俗文化財に指定されています。