黒松の並木 [榎戸]

この黒松の並木は、当初300余本も植えられていましたが、松くい虫や台風、地震、津波などの被害で枯れて、現在は500mほどの道に200本はど残っています。しかし残った松はたくましく成長し、護岸を象徴するように風格を具えています。


くろまつ (しゃちほこまつ) [多屋墓地]

昭和61年7月1日、常滑市指定天然記念物に指定樹高22m、目通3.15m、根囲4.2mの大松です。
六地蔵石像建立時(1696)に植えられたと云われ、樹齢300年と推定されます。近年樹勢が著しく衰えたので、平成8年に樹勢回復工事や転倒防止対策を行いました。葬儀の時にこの樹下が念仏講の念仏の場として利用されました。姿がお城のしゃちほこに似ていることから、しゃちほこまつと呼ばれて大切にされています。