明治、大正時代の土管 [北条(散歩道の近道)]

明治、大正時代まだ木型のなかった時代、手造りで土管を造っていたので、胴のふくれた物やへこんだ物で不揃いでした。これは傷物で、市場に出せない物を土止めとして各家庭で使い、廃棄する物はありませんでした。
昔は「ムジナ」が啼いていたこの道も、今は人がよく通ります。
「今日はええ日だナモ」と声を掛けられ、うれしい道です。


仕事場と仕事場を結ぶ渡り廊下 [北条]

2階の仕事場と向いの仕事場の2階に渡された廊下で、2階の製品を向いの2階へ運ぶのにいちいち下へ降ろして運ぶのは大変なので、渡り廊下を造って手問と時間を短縮しました。(今では許可されませんが、昔は役所に届ければ許可が下りて造る事ができました)