大善院イブキの木 [奥条]

昭和46年9月21日 常滑市天然記念物指定
樹高14.1m 目通3.1m 根囲4.2m
雌株 4月〜5月にかけて薄緑色の雌花を盛んに咲かせます。当寺院の興覚上人の中興開山 (1469年) 時に植えられたといわれ、樹齢約500年を数えます。昭和48年に枯死寸前になりましたが、土壌改良や根接ぎ等の保護が行われ樹勢回復し、現在に至っています。


失せ物忘れ物を祈った所 あげたいさん [奥条]

古代知多半島が痩せ細っていた時代、舟をここまで漕ぎ寄せて楠の木に繋ぎもやったと言われています。
楠の木も今は何代目かは分かりませんが、今の社の右前に枯れた根っ子が残っています。
川の水源は青池から流れ出た小川に田の中を通り抜けた水が合流し、常石神社の前で川の形となり神橋を掛け奥条の字を曲りくねって瀬木の海岸に辿り着く。
この舟は何を乗せて上り降りしたのでしようか。