保示の漁港

昭和初期頃より、打瀬舟漁で盛んになった漁港
今は昔、小さい漁船(木造)が猿尾に舳を外に向けて停泊していたのを思い出します。今の漁港に並ぶプラスチックの船には燃料に油を使うため煙突が窯の煙突のように立っています。出漁の時にはポンポンと鳴らしながら沖へ出て行くのでしょう。朝漁船が帰ってくると中央の建物にてセリが行われます。正住院の高い甍(いらか)も周りの建物が大きく高くなったので、小さくなったように見えます。空の白雲を港内のおだやかな水面にただよわせて母港に憩う船の群。明日の日和も良さそうだ。夏には昔から大綿津見神社前にて浜まつりが催されます。


保示の漁港

向こうに文化会館や競艇場の建物が見えます。