鋸屋根 (織布工場独特の屋根) [西阿野 岩田織布]

屋根の棟の北側の屋根をガラス窓にして一日中光線を取り入れ、作業をしゃすくしました。(この装置で白木綿のため糸の切れや織りキズが見やすい。)
たくさんあった鋸屋根も少なくなりました。


折り畳み機 [西阿野 岩田織布]

織り上った白木綿を折り畳み、梱包し、出荷に備えます。
手織りの時代は、細い棒を両手に持ち、折り畳み台の両端の出っ張りに棒を引掛けて長さを揃えました。
私達の着衣はこうして織り出されているのです。


力織機 [西阿野 岩田織布]

小巾織
全自動のため、機械が動く中に2,3人の女子工員が、糸の切れや織機の具合を見廻っていました。
手織りの織機は「タカハタ」と言い、縦糸を巻いた部は「チキリ」、織れた部分を巻き付ける部分を「オマキ」と言いました。